自作パソコンとは?
  ”パソコンを作る”なんて聞くと、初心者の方にとっては、大変なことに考えられるかも知れませんが、実はそんなディープなことではありません。Windows(特に95以降)発売後、パソコンは大変普及しました。しかし、お店で売られているメーカ製のパソコンは、各メーカごとで勝手に決めたもので、ユーザの方にとっては、気に入らない部分や、使いにくい部分があります。

 そこで、自分が使いやすいように、好きな部品をえらんで製作出来ることです。なおかつ値段を大手メーカ製パソコンに比べ断然安く仕上げることができるのです。しかし最近の大手メーカも10万円を切る製品を販売してきています。

 低価格パソコンを組むのもメーカ製低価格パソコンを買うのもコスト的には同じもしくはメーカ製の方が安くなっているのが現状であります。しかし低価格パソコンには、かなわいものハイエンドマシンなど(Athlon/Pentium4)では、自作パソコンの方が安く仕上げることができると思います。
 

  なぜ自作パソコンを作れるのか?
  どうしてパソコンを自作できるのでしょうか?そりゃ部品が普通に売ってるから…と、一言で終ってしまいますが。じゃ、どうして、Appleのパーツが売ってなくて、DOS/Vのパーツが色々お店で売られているのでしょう?

  歴史的にみると現在国内(というか世界中)で多く利用されているのは、通称「DOS/Vパソコン」という名のパソコンです。正確には、「IBM PC/AT互換機」と呼ばれます。元々PC/ATと言うパソコンは、1984年8月に米国IBMより発売されたものです。

 当時、パソコン業界で後発だったIBMは、多くの周辺機器メーカやソフトハウスを増やすため、自社製パソコンの内部仕様を公開する「オープンアーキテクチャ戦略」をとりました。その結果、現在ではIBM PC/AT互換パソコンを各パソコンメーカが開発・発売できてます。また、同じように周辺機器(部品)もPC/ATに互換性を持った製品を開発・販売できるようになりました。

 したがって、自作パソコンは「世界標準である、PC/AT互換用に一般販売されているパーツによって組み合わされているパソコン」なので、そんなに難しく考えることはありません。所詮は、プラモみたいなものですから。

  メリットとデメリット

  メリット
  自分の好きなパーツで組める。
  メーカ製のPCより安く組める…かも
  PCの仕組みの勉強になる。

 


  デメリット
  組み立て中に自分のミスで壊しても保証無し。
  OSを含め1つもソフトはついて来ない(ドライバを除く)。
  相性問題も発生するかも。

 

  自作パソコンに必要なパーツ(旧ページ)

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