HDD編

 

  選ぶポイント

  IDE(UltraATA)SCSI

  記憶容量は?

  回転数は?

 

  IDESCSI

  ハードディスクには現在(内蔵では)、マザーボードに標準で付いている IDEUltraATA33/66/100/133)と SCSI の何れかの方式を利用した接続方法があります。IDE 接続方式の場合、通常ではCDなどを合わせて4台まで積むことができます。SCSI の場合は規格により異なりますが内蔵・外部(スキャナ・CD-R等)を合わせて6台(Wideは13台)まで接続できる上、よりも信頼性があり安定した動作が実現できますが、通常マザーボードには SCSI コントローラは付いておらず、別途購入する必要があります。また SCSI タイプのハードディスクは IDE 接続に比べ値段が高いのでなかなか手が出しづらいです。

  と言う訳で特別なこだわりが無い限り IDE(UltraATA) 接続で十分です。

 

  具体的な選び方

  さてさて、ずいぶんと遠回りになりましたが、ハードディスクの選び方についてご紹介しましょう。

   ここでは、比較的簡単で安い” IDE 接続方式”のハードディスクとしてお話を進めていきます。この IDE 接続の中にも UltraATA33/66/100 の3つ規格が分かれていて、数が大きくなるにつれ転送速度が速いです。
 現在主流なのは"
UltraATA100"ですが、既に秋葉原では次の規格である”UltraATA133”対応ドライブが登場しています。もう近々”UltraATA133”コントローラ搭載のボードが登場するようです。

 

   尚、基本的に互換性はありますが、例えば"UltraATA66"対応のハードディスクを"UltraATA33"しか対応していないマザーボードに接続した場合、動作はしますが、当然 UltraATA33 で動作している訳ですから、本来の”UltraATA66”のパフォーマンスは引き出せません。 UltraATA100 でも同じ事が言えます。

 

  記憶容量は?

  使い方によりますが、20GBあれば十分だと思います。予算があれば60GBとかも視野に…

 

  回転数は?

  標準的な回転数は”5400rpm”です。これは一分間にディスクが何回転するかを表した数値です。この場合一分間に5400回転するのです。この数値が多いほど速度が速くなります(一概にそうとも言えない場合もありますが…)。

  IDE 接続では”5400rpm”のほかに”4400rpm””7200rpm”の製品があります。 SCSI では"10000rpm"を越す製品があります。

 

  その他

  秋葉原の自作ショップではビニール袋に入って売られているバルク品がほとんどです。買ったあと慎重に扱って頂かないと壊れてしまいます。